毎日、何気なく飲んでいるコーヒーですが…果たしてあなたは、正しい手順で美味しく淹(い)れる事が出来ていますか?


⇒【写真】おいしいコーヒーのいれ方講座


『TULLY’S COFFEE』が開催しているコーヒースクールの基礎編の初回となるコース1『美味しいコーヒーの淹れ方』講座に参加して、コーヒーの基本を学んできました。



◆コーヒーの粉を入れたら、粉を揺すって平らに



 事前に予約を入れた店舗(※全国の特定店舗で開催されています)に向かい、片隅に用意されたスペースに座って待っていると…本日参加するメンバーが続々とやってきて軽く自己紹介を済ませます。30代~40代前半位の男女(私を含めた)計5名が集まり講座のスタートです。



 まず講師のMさんから『COFFE NOTEBOOK』とペーパーフィルターを使ったハンドドリップのやり方が丁寧に書かれた用紙が手渡され、さっそく私達の前でお手本を見せてくれました。



 まず、サーバー&ドリッパーをお湯で温めます。



 ペーパーフィルターをセットしコーヒーの粉を1杯分(10gが目安)を入れて、粉を揺すって平らにします。



 さっそくハッとしました…今まで私は、そんな事は気にせず凸凹状態のまま淹れていたので…なるほど、ムラが出てしまうといけないんだなと知りました。



◆全部お湯が落ちきるまで待たない



 そして、コーヒー粉全体にお湯をかけて30~60秒程蒸らしてから…フィルターの真ん中に細くお湯を注ぎます。



 Mさんの微妙な力加減で真ん中がプクッと綺麗に盛り上がり、周りは土手のように残ります。土手で雑味がブロックされるので、決して土手にお湯を回しかけないのがコツだそうです。



 真ん中に注ぎ続けていると、だんだん泡のようなものが立ってきます。これはアクみたいなものなので、抽出されないように…お湯がまだたっぷり残っている状態でドリッパーを外します。



 実は、私…いつも全部お湯が落ちきるまで待っていたんですよね…。ずっと雑味だらけのコーヒーを淹れていたんだなと初めて知りました!



◆くるくるとサーバーの中をかき混ぜて濃度を均一に



 最後は、くるくるとサーバーの中をかき混ぜて濃度を均一にするんだそうです…



 あぁ、そんな事も一度もしたこと無かったです…さて、気になるお味は?



 Mさんの“お手本抽出”が配られ、飲んでみると…しっかり旨味だけが抽出されているからから、スッキリしていてとても美味しい! フワッと良い香りが鼻から抜けて、後味も爽やかです。



「よし、Mさんのこの味を目指して頑張りましょう!」と2人ずつ組になり、さっそく実践してみる事に。



◆自分でやってみるが…



 豆のウォーミングアップである“蒸らし”をする為に全体がまんべんなく濡れるようにお湯を注ごうとしたら、あぁ! 勢い余ってフィルターにまでお湯をかけてしまいました…いきなり失敗する私に、一緒に組んでいる男性は苦笑いです。



 丁寧な説明を受けたので、頭では分かっているつもりなのですが…実際にやってみると力加減やタイミングが難しく、やっぱり何度もやって慣れるしかないなと思いました。



 ですが、今までと違って目標がはっきりとしたので努力しやすいですよね。そして、ただ漠然と適当にコーヒーを淹れるよりもずっと楽しいなと、なんだか視野が広くなったような気がして嬉しくなりました。



◆お手本のコーヒーと同じ豆、同じお湯で淹れたはずなのに…



 それぞれの組のコーヒーと、Mさんオススメのメタルドリッパーで淹れたコーヒーの試飲をします。同じ豆、同じお湯で淹れたはずなのに…全然違う味で驚きました。私の組のコーヒーは最初の失敗が響き…そして私が途中でまた勢い余って土手を崩してしまって雑味が出てしまい、イマイチな味で残念です…。



 でも、そんな失敗を初対面の人達と笑い合うのもいいものですね。ちなみにMさんの淹れたコーヒーはやっぱりスッキリとしていて、メタルドリッパー効果かコクも加わりとても美味しく…雑味が出ないようにするのがいかに大切かが分かりました。



◆おやつタイムで“アフォガート”



 お次は、コーヒーアレンジのお勉強という名のおやつタイムで“アフォガート”をいただきます。



 バニラアイスにエスプレッソをかけて…程よく溶けて混ざり合う甘味と苦味のマリアージュがたまりません! あっという間に完食です。



 そして講座は終了し、最後にお土産をもらいました。開けてみると…なんと陶器のドリッパーですよ! 嬉しい!



 お土産付きで、90分間じっくりとコーヒーについて教えてもらえて受講料2千円はお得かなと感じました。ネットで予約するだけで受講できるのも気楽ですし…もしかしたら異性との出会いもあるかもしれません。



 時には、こんな風にちょっとした習い事をして…気分転換するのもいいかもしれませんね!



<TEXT&写真&イラスト 鈴木詩子>



【鈴木詩子(すずきしいこ)】