ワーキングウーマンのためのイベント「WOMAN EXPO TOKYO2017」が5月20日(土)、5月21日(日)に東京ミッドタウンで行われました。「キャリアのプロに学ぶ! 女性のためのリーダーシップセミナー」と題したセッションでは、パソナ パソナキャリアカンパニーの人材紹介事業部門で部長を務める岩下純子さんが、女性がリーダーシップを発揮する秘訣について講演を行いました。


【関連画像】真剣にタイプチェックを行う参加者の皆さん


●リーダーシップを考えるときの二つのポイント



 現在、岩下さんは人材紹介事業部門で部長を務めていますが、もともと新卒で入社した会社ではSEをしていたという「リケジョ」。その後、結婚を機に退職。専業主婦を経て、20代後半でパソナキャリアカンパニーに再就職をしました。途中、育休で10カ月ほど休んだ時期もあったそうですが、約15年、営業職・営業支援に携わってきました。



 直近では2016年3月に発足した「女性活躍推進コンサルティングチーム」の部長を兼務。女性に特化した転職支援や活躍推進のサポート、また女性の長期的なキャリア支援を行っています。



 2013年にはアベノミクスの三本の矢の1つとして、「女性活躍推進」が掲げられ、「女性管理職の割合を3割に」という目標が設定されました。2016年は「女性活躍推進法」が施行されたと同時に「男女雇用機会均等法」から30年という節目。女性活躍推進の機運が高まったといいます。



岩下さん 「社会も企業も意識が変わりつつあり、今はもう『ガラスの天井』といわれ、女性管理職が選択肢に入ってこなかったような時代ではありません。今後はマイノリティーからマジョリティー、当たり前のように“管理職”という選択肢を選ばなくてはいけなくなるかもしれません。そのときに最善の選択ができるよう、心の準備をしておけば、どんな状況でも柔軟に対応できると思います」



 その管理職となったときに必要になるのがリーダーシップ。会場の参加者は既に半数近くが管理職、チームリーダーの役職に就いており、それぞれに課題を抱えていました。岩下さんは、リーダーシップを考えるときの2つのポイントを紹介しました。



 岩下さん 「まずは『リーダーのタイプは一つではない』こと。私もそうですが、今まで男性上司とばかり仕事をしてきました。そうすると、どうしても『筋肉質で強力なリーダーシップ』こそが管理職だと潜在意識にすり込まれてしまいます。しかし、最近では『女性ならではの特性』を生かしたリーダーシップも必要だと感じています。