<みきーるの女子マインド学>



 日本の性教育は遅れている――。



 望まない妊娠をしたり、意にそぐわない行為を彼に強要されて、傷つく女性はたくさんいます。



 では、現在10~20代の女性たちの母親世代、アラフォー、アラフィフの女性たちは、家庭でどの程度“性の話”をしたのでしょうか。何人かの女性に聞いてみました。



◆実母に「あなたは娼婦か!」と怒鳴られて……



「母とはあまり仲がよくなかったので、生理のことも聞きませんでした。初めてのときは友だちに相談して、生理用品を買いに行きましたね。高校のとき、人に勧められてタンポンを試したんですが、その箱が母に見つかり、“あなたは娼婦か!”と怒鳴られてしまいました」(雪子さん・51歳)



 雪子さんのお母様世代だと、性に関する話題はタブーだったのかもしれません。それにしても、実の娘に「娼婦か!」発言はあんまりです。



◆娘→「ふしだらな!」息子→「信じてる!」



「うちの母はそういう話が苦手だったみたいで、生理が来たときも“これからは下着は自分で洗ってね”と言われたくらい。でも、23歳のときかな? 彼氏と外泊したことがバレて、“そんな、ふしだらな!”ってめちゃくちゃ怒られました。



 そのとき、“お母さんは、お父さんと結婚するまでそういうことはしなかった!”って、別に聞きたくないことも話してくれましたよ(笑)」



 “ふしだら”って、ある意味新鮮ですよね(苦笑)。



「でも、弟が一人暮らししていたとき、彼女がたまに泊まりにきていたのに親は何も言わなくて。私には怒ったのに……って抗議したら、“やっぱり男の子と女の子は違うからね。自分の息子は信じてるからいいけど、傷つくのは女の子だから、娘には厳しく言いたくなるのよ”って言ってました」(佳菜美さん・48歳)



 ちょっとズルイですが、息子はある程度奔放でも、娘には身持ちをかたくしておいてほしいのが、お母様の本心なのでしょうね。



◆アメリカ留学時、速攻で性教育が!



「実母からは、生理用品の扱いを習ったくらいですが、衝撃だったのは18歳でアメリカに留学したとき。いきなり女子だけ集められて、ペニスの模型を使ってコンドームの付け方を教えられ、ピルの説明までありました。たぶん、留学生はハメを外しやすいからだと思いますが……。



 友だちのホストファミリーは、ホストのお母さんに“彼氏ができた”と報告した次の日、コンドームを渡されたそうです」(美佐子さん・45歳)



 さすがアメリカ! 情緒も大事だけれど実践を重視しているようです。日本のお母さんとホストのお母さんの対応が対照的ですね。



 昨今は、学校の性教育授業も進化しているそうですが、やはり家庭で話すと生々しさが増して、親も子も敬遠してしまいがち。



 あなたはいかがでしょう? お母さん、娘さん、あるいは近しい人と、話をしているでしょうか?



 テレもあるとは思いますが、できれば女性の先輩・後輩として、悩みや経験談を共有できたらいいですね。



<TEXT/みきーる>



【みきーる】



ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニヲタあるある』(アスペクト)、『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)他。



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